冬到来でロシア『戦車の移動容易に』ウクライナはイスラエルの「防空システム」で期待感

「私が最近見た写真の中で塹壕があります。塹壕というのは地中に深く入ってウクライナ軍が陣地をとっている。そうすると、塹壕の下の部分は膝まで水に浸かっている。塹壕は暖かいので雪が解けるんですね。これが凍るわけです。そして戦車が移動しやすくなるということになると、ウクライナ東部が今激戦地なっています。ゼレンスキー大統領は今地獄だということも言っていますが、ここでロシア軍が進軍しているという報道もありますので、ここがどうなるか。そして寒さが来れば来るほどロシアがどう動くかのかが注目だと思います」
ーーウクライナとイスラエル・イランとの関係はどのように変化していくと思われますか?
「イスラエルという国を注目すべきだと思います。11月に入って大規模空爆が3回ぐらいあったのですが、ウクライナの報道を見ますと、全土を盾にするような防空システムが完備されていってるとの報道があります。ただそれでも(ミサイルが)落ちて被害者が出ているんですね。そしてイランがロシア側につくということになると、中東情勢でイスラエルはことごとく敵対勢力にありますので、ゼレンスキー大統領はどうやらイスラエル首相と電話したそうです。そして防空システムがイスラエルから入るのではないかという期待感も出ています」

















