きょう午前、山形県米沢市の中心部に親子とみられるクマが出没しました。
このうち親グマは捕獲されましたが子グマは現在も空き家の敷地内にいるとみられ、現場では警戒が続いています。
藤井響樹アナウンサー「あちらの藪の中にクマ2頭がいる。現在薮の周りの住宅を囲うように警察が監視をしているが、薮と住宅の間に隔てるものが何も無いため予断を許さない状況」

こちらはクマをドローンで、上空からとらえた映像です。枝に囲まれ、あたりを見回しているようにも見えます。
消防署員「赤外線のカメラで見るとわかるが木の中の枝で寝ている」「枝に乗っかっているんです」

クマが見つかったのはきょう午前8時ごろでした。
クマは体長50センチほどで、米沢市丸の内一丁目で上杉神社近くの路上を移動していたということです。
その後、午前11時ごろに消防がドローンで確認したところ、空き家の敷地内にある藪に親子とみられるクマ2頭がいるのが確認されました。

午後2時ごろには2頭のうち1頭が木の上で動いているのが確認されたということです。

これを受け付近では午前中から一帯に交通規制がかけられたほか、市や警察が近隣住民に注意を呼び掛けました。

近所の人「普通の生活をするのに恐怖を感じます」
