先日アルバイト従業員の時給を1050円に上げたばかりの新潟県三条市にあるスーパー『マルセン』の太田雅悠専務は、人件費のさらなる高騰に不安を抱えています。
「毎年のように、我々の想像を超えるような幅で上がっていて…」
「また大きな負担になるなと感じています」
マルセンは2024年に最低賃金が54円引き上げられたことを受けて時給を940円から1000円に引き上げたばかり。

「パートタイマーや一部の社員およそ40人分が対象なので、年間のコストで大体試算すると時給が50円上がることでおよそ年間300万円以上かかる」
「スーパーは他と比べてかなり利益率が低い業態なので、300万円は本当に大きな金額だと感じています」

こうした人件費の高騰に耐えられない企業も出ています。