お小遣い額1位「4万6212円」の福岡 「ちょっとかっこつける文化があるかもしれない」
日比キャスター:
調査によると、夫婦間でお小遣い制度を採用しているのは48%で、その内訳は・夫のみ採用が27%、妻のみ採用が5%、夫婦どちらともが15%となっています。
全国のお小遣い額、なぜ福岡が1位なのでしょうか。その理由として、「飲み会」が影響しているのではないかといいます。

福岡県民(50代)
「コミュニケーション=一緒に飲みの場がついてたりするので、(小遣いは)そこで散財しているイメージですね」
福岡県民
「食事行っても、『出すよ、出すよ、もういいよ、自分が出すよ。よかたい、よかたい』みたいな」

福岡県民(30代)
「年下だったり後輩にとかというのは、おごるのは多いのではないか。ちょっとかっこつける文化があるかもしれないですね」
日比キャスター:
県民性や地域の特徴に詳しい東京富士大学の浮谷秀一教授によると「福岡県民の人柄が影響しているのではないか」といいます。

【福岡県民の人柄】
(1)“よかたい”精神
“よかたい”とは「いいよ、いいよ」の意。
お金に執着せず、細かいことを気にしない。
(2)見栄を張りたい
後輩におごるなど格好をつけたい。
こういう人柄から飲み会などに使うお金も多く、お小遣いが多いのではないかといいます。
「福岡は飲みのスタートが1時間早い」というエピソードも
日比キャスター:
さらに、こんなエピソードあります。

午後5時過ぎに東京から福岡のオフィスに電話しても、6時までは電話がつながるはずなのに誰も出なかったそうです。
先輩に聞いたところ「福岡は飲みのスタートが1時間くらい早い」ということで、福岡への連絡はできるだけ早くすることにしたということです。
長い時間飲む分、お小遣いが多く必要なのかもしれません。
南波キャスター:
私は大分に住んでいた時期があり、その際よく福岡に行きましたが、福岡で知り合った方によくおごっていただいた記憶があります。