「どれぐらい時間が残ってるか」病を抱えていた2人が結婚

幾つもの検査を経て乳がんがみつかりましたが、
『ステージⅢA』まで進行。
その後、2週間に1度のペースで抗がん剤治療が始まりました。

免疫が弱くなり、微熱や吐き気に悩まされたほか、副作用で髪が抜けました。

そんな中でも、ウィッグにカラーやカットをしてもらい、自分らしさを失わなかったアンナさん。

去年11月には右胸を全摘出。
その後、全16回の放射線治療を受け、ことし4月にすべての治療を終えました。

梅宮アンナさん「涙が出るわけですよ。嬉しくてやり切ったっていう。もうとにかく来る日も来る日も、真面目に今日やることをやって、やってっていう。とにかくもう、無我夢中でしたね」

闘病中には予期せぬ出会いも…。

アートディレクターの世継恭規さんと出会って、わずか10日で結婚。
互いに大病を抱えていたからこその決断でした。

梅宮アンナさん「お互い健康な体同士だったら、多分私たち、しゃべってもいないかもしれないですよね。体が健康じゃなくなると、やっぱりあとどれぐらい時間が残ってるのかなとか、何歳まで生きられるのかなとかもうあとどれぐらい残ってるかわかんないから一緒にようよっていう感じだったんですよね。」