精鋭が集まるのは海上自衛隊第1術科学校

広島県江田島市にある、海上自衛隊第1術科学校。全国で唯一、潜水員の基礎を学ぶ「開式スクーバ課程」がここで行われます。
海上自衛隊の潜水員の任務は、行方不明者の捜索や救助活動、艦底の調査・修理など多岐にわたります。中でも、特に高い技術を持つ隊員は、爆発物の処理や深海での救難作業といった、極めて危険な任務を担います。

全国の部隊から精鋭が集まります。泳力の確認や特殊な装置を使った潜水に対する適性などをチェックされます。体力、そして精神的に「適性なし」と判断されれば、入校は許されません。
海上自衛隊 第1術科学校 潜水科教官 近藤貴昭 1尉
「言われたことが言われた通りにできているかを見ています。冷静に対応できてるか強い隊員を作ることを目的としてます」