一連のセクハラ問題で不信任が決議された南城市の古謝景春市長。議会の解散か辞職・失職か、判断期限となる来週6日・月曜日に自らの進退を表明します。

南城市の古謝市長は職員へのセクハラなどをめぐって先月、市議会で不信任決議案が可決され、来週6日を期限に議会を解散するか辞職・失職するかの判断を迫られています。

南城市は2日午前、古謝市長が3日に自らの進退について議会に文書を手渡すと報道各社に発表しましたが、その後、市長の体調不良を理由に来週6日月曜日に延期すると発表しました。複数の関係者によりますと古謝市長は周辺に議会の解散を繰り返し示唆しており、6日には正式に議会に解散を通知するとみられます。

議会が解散されればその後40日以内に市議会議員選挙が実施されることになり、11月9日の投開票が有力視されています。

南城市選挙管理委員会によりますと、前回2022年の市議会議員選挙は県知事選挙と同じ日に実施され、その費用は約2000万円でした。現在の市議会議員の任期は来年9月27日までとなっていますが、仮に議会が解散された場合、1年近く前倒しての実施となります。

不信任可決後、議会解散を周辺にほのめかしている古謝市長