旧統一教会が信者の女性に対し「献金は自らの意志で行った」とする誓約書にサインさせていた問題で教会側が急きょ、サインをした書類を女性に返却しました。その理由とは?
元信者の女性:
「戻ってこないかなと思ってたんですけどね…。こうして返ってきましたので、ほっとしております」


これは旧統一教会が1日、信者だった70代の女性に返却した「念書」と題した書類です。


「私はこれまで世界平和統一家庭連合の信者として献金をしてまいりました」「これらは、すべて私が信仰心に基づき、自由意志によって行ったものであり、且つ自らの責任と判断によってなしたもので」「一切違法、不当な働きかけではありませんでした」「これらの献金について、返金を請求しないし、訴訟する意志は一切ありませんので、申し入れます」


女性は旧統一教会の会長に宛てたこの書類に教会の区域長ら信者2人からサインをさせられていました。日付は2022年9月15日。
