
9月13日、無人古道具店は開店を迎えました。

佐藤さんが営む旅館「TOGISO」では、ジビエ肉を楽しむ催しも開かれ、全国から約70人が赤崎を訪れます。

佐藤さん「この辺りの地域の蔵から出てきた輪島塗の漆器であるとか、九谷焼を中心に展示販売をしているような形になります。明治43年制作ということで、120~30年前の物。輪島塗の漆器なんかも大体そのくらいの年代の物というのを集めてるような感じです。」
客「なるほどね。輪島塗初めて触ります」
佐藤さん「本当ですか? 是非、しっかり触っていただいて」
客「良いんですか?これ」
佐藤さん「はい」
客「どれも一点物なんですか?」
佐藤さん「どれも一点物ですね」
客「もう僕買うの決めたので今買って良いですか?」
佐藤さん「どうぞ」

静岡県からの客「入った瞬間に、今まで話には聞いていたし、クラウドファンディングとかも知っていたんですけど、もう『うわ!素敵!』ってめちゃくちゃビックリしました。良い物って捨てられてしまったりだとか、分からない方だとかですね、になりがちなので、もう受け継ぐことが非常に大事ですから、こういう活動を本当に支援していきたいというか、応援したいですね」

京都からの客「なんか一万円以下とかの物もここにあってすごい『あっ、そんな値段でも手に入るんだ』ってのはちょっと驚きました」

日進月歩 佐藤正樹社長「すごく嬉しかったですね(笑)。やっぱり並べてても引き取ってくれる方、引き継ぐ方がいなければですね、ここでこのまま時間が流れていくだけなので、新しい土地で新しい方に使われて、新しい人生を歩む器っていうのもちょっと想像すると嬉しいなあと思います」