保育士不足が課題となるなか、鹿児島県は1日、潜在保育士と保育所などとのマッチングを支援する施設を開設しました。

鹿児島市鴨池2丁目の県老人福祉会館に開設されたのは、「県保育士・保育所支援センター」で、きょう1日は開所式がありました。
センターは、資格を持っていても働いていない、いわゆる「潜在保育士」などと保育施設をマッチングする保育に特化した職業紹介所です。

県内では保育士およそ470人が不足していますが、「潜在保育士」はおよそ1200人いるとされています。ホームページから登録すると、県内の保育施設の求人情報を閲覧でき、支援員に就職相談もできます。
(県子ども政策局 新川康枝 局長)「マッチングをきめ細かに、希望に沿って行うことで、保育人材の確保を図っていきたい」

支援センターは月曜から金曜の午前9時から午後5時までで求職者、求人施設ともに無料で利用できます。