AI=人工知能を活用した予約型の乗合送迎サービスが、あす10月1日から南九州市で開始されるのを前に、運行開始式が開かれました。

あす1日から南九州市でサービスが始まるのは、予約型乗合送迎サービス「チョイソコひまわり」です。

「チョイソコひまわり」は、南九州市とトヨタPC鹿児島ホールディングスの連携協定に基づく取り組みで、乗車希望の1時間前までに電話やインターネットで予約すると、AIが効率的な運行をドライバーに提示し、運行ルートや時刻を柔軟に変更します。

車両には最大5人が乗車でき、知覧・川辺・頴娃の3つの地区におよそ900か所ある停留所をカバーします。

テープカットの後、市長らが早速試乗し、システムや乗り心地などを確かめていました。

(南九州市・塗木弘幸 市長)「高齢者の方々とか運転ができない方々の足になってくれると思う。目的地まで届けてくれるので、便利になって喜ばれると思う」

(トヨタPC鹿児島ホールディングス・川邊安生 副社長)「ようやく、ここまできた。市民の皆さんに積極的に使っていただきたい」

サービスの利用には会員登録制が必要で、あす10月1日から12月26日までは無料で利用できます。

来年1月からは、一部を除き有料に切り替え、2月から本格的な運行を目指します。