信子さまは長らく別居
三笠宮家の3人は一緒に生活されていない。信子さまは、夫・寛仁さまの存命中から、赤坂の宮邸には住まずに娘2人とは別居する道を選ばれた。2009年、ぜんそく治療のため入院したが、退院後も宮邸に戻ることはなく、宮内庁分庁舎で離れて暮らされることに。宮内庁は、信子さまが宮邸に戻らない理由について「ストレス性ぜんそく再発の恐れがある」とした。その後、分庁舎のバリアフリー工事にともない、現在は高輪皇族邸(仮住まい)でおひとり暮らしに。分庁舎の工事費用は、居住部分以外の老朽化対策など含め、およそ13億円が見込まれている。
本来、年長者である信子さまが代表して祭祀などを行われるのが自然だが、さまざまな事情でそうはならなかった。現に百合子さまの葬儀の喪主は孫・彬子さまで、信子さまは参列もされていない。そうした状況の中、話し合いが続けられてきたが、「前当主・百合子さまの逝去から1年となる秋までには」との声もあり、9月30日、ついに決着したという運びだ。














