山形大学の次期学長を選ぶ最終会議がきょう行なわれ、候補者に理事・副学長の出口毅さんが決まりました。

山形大学 谷口功 学長選考・監察会議議長「出口先生を次期学長の候補者として本日決定いたしました」

次期学長候補に決まった出口毅さんは東根市出身の62歳。

県立山形東高校、山形大学教育学部、筑波大学大学院の博士課程を修了し、2018年から副学長、2020年からは理事を務めています。

山形大学では学長任期は6年で再選はなく、現在の玉手英利学長が今年度末で任期満了となります。

それに伴い、次期学長選考に向けた候補者の推薦受付が今年5月から始まり、これまでに推薦があったのは出口さん1人でした。

きょう行われた最終会議で、出口さんの強いリーダーシップや優れたマネジメント能力などが評価され、学長候補に決まったということです。

次期学長候補 出口毅さん「これまでの取り組みをしっかりと継承していくとともに常に最善を目指し改革していくことを意識して大学経営に取り組んでまいります」

次期学長の任期は2026年4月1日から2032年3月31日までの6年間です。出口さんは文部科学大臣から任命を受けたのち、来年4月に山形大学の学長に就任します。