普段から利用できて災害時にも役に立つ「フェーズフリー」の視点を採り入れた物やサービスの表彰式が行われました。

今年の「フェーズフリーアワード」でアイデア部門の最高賞=ゴールドを受賞したのは、このマザーズバッグです。

普段は、母親が小さな子どもを連れて外出する際に、大容量のバッグ兼子どものお昼寝用ベッドとして、災害時には、子どもの生活用品3日分を収納し、避難所で簡易ベッドとして使うことを想定しています。

開発した村上華優希さんは、幼い姪をヒントにアイデアを思いついたということです。

「フェーズフリー」は、平常時と災害時とを分けずに「普段から利用できて災害時にも役に立つ」視点で物やサービスを見直す考え方で、近年、さまざまな分野で導入が進んでいます。