今年6月、山形県内の路上で小学生の女の子にわいせつな行為をしたとされる69歳の男の裁判が、きょうから始まりました。
男は「やっておりません」と起訴内容を全面的に否認しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、本籍が山形市香澄町で県内に住む無職の男(69)です。

起訴状などによりますと男は、今年6月、山形県内の路上で、当時11歳の小学生の女の子の体を触るなどのわいせつな行為をしたとされています。
きょうの初公判で、男は「私はやっておりません」と起訴内容を全面的に否認しました。
冒頭陳述で検察は、当時男が、下校中の女の子に「身長高いね」などと話しかけ、手をつかんで体を触るなどしたとしました。
その後、女の子から「やめてください」と言われると、男は「冗談だよ」と言ってその場を後にしたということです。
一方弁護側は、男と同じ様に起訴内容を認めませんでした。裁判は今後、事実関係について争われることになります。
