
岩手FIDは2016年に県内で開催された障害者スポーツの祭典、全国障害者スポーツ大会に向けて2011年に結成されました。
チームができるまで県内では障害者が本格的にサッカーに打ち込める環境は整っていませんでした。

(岩手FID 阿部史憲監督)
「設立当初からずっといる選手で、その当時からサッカーがすごく好きで熱量をもって一生懸命やってくれる選手です」
福岡さんはサッカーが仕事にも生かされていると感じています。

こちらは盛岡市内で鶏肉の加工を行うジャパンファームです。
福岡さんは、カットされた鶏肉を手作業で生産ラインに移す作業などを担当しています。

(福岡健治選手)
「知的はこういうのがあるんだ。ここが苦手なんだここが得意なんだとこういう特性を持っているんだとか、そういうのが見えたりする」
サッカーの練習と同様に障害者の仲間と一緒に職場でも汗を流します。

(ジャパンファームチキン製造本部第三製造部 馬場充盛岡工場長)
「朝の挨拶も気持ちよくしてもらい、細かいことも気づいて教えてくれるすごく助かっている」