9月開幕する知的障害者によるサッカーの東北リーグに盛岡市のチームが参加します。結成当初からチームに所属する中心選手の生活に密着しながら、意気込みを聞きました。

素早い動きでボールを回すのは、「岩手県知的障がい者サッカー連盟」、通称岩手FIDの選手たちです。
岩手FIDには県内の中学生から社会人まで20人余りが所属しています。

この岩手FIDと秋田、宮城の合わせて3チームが参加する東北リーグが27日開幕するとあって、25日の練習には熱が入っていました。

「おーうまい」

前向きな言葉でチームメイトを鼓舞するのは、盛岡市出身で守備的なポジションを務めるキャプテンの福岡健治さん31歳です。

(岩手FID福岡健治主将)
「勝つためにパスとかシュートとかを一生懸命みんなで出来ることを1個ずつ力を入れている」

知的障害者の福岡さんは、中学2年でサッカーを始め社会人になってからも続けています。

(福岡健治選手)
「色んな人たちもいるし、触れ合ってプレーできていい経験もできる」