任期満了に伴う岡山市長選挙は現職と新人のあわせて4人が激しい舌戦を繰り広げています。イブニングニュースでは各候補者の主張をシリーズでお伝えします。
今回は「選挙戦でもっとも訴えたいこと」。

岡山市長選挙にはいずれも無所属で、現職と新人のあわせて4人が立候補しています。

選挙戦でもっとも訴えたいことは

(大森雅夫候補)
「岡山の街は中四国を代表する市であることは間違いないと思います。ただ、少し足らないところがあるとしたらワクワク感みたいなものなんじゃないかなというように思っています。このワクワク感を市民みんなが味わえるように、4期目に入って、やらせていただければ、それらを実現させていきたいなと思っています」

(向谷千鳥候補)
「新アリーナ建設を白紙撤回させるというのは第一義的に掲げたいなと思うんですけど、最初80億で造りますと言われていたものが、それじゃすまなくなったと、その段階でやはり問うべきだというふうに思っています。経済界の方々も何か寄付を募るというふうに言ってらっしゃるんですけど国の補助も税金ですから、やはりそれをつぎ込んでいいのかどうかというのが1つの大きな訴えたい部分です」

(神﨑政人候補)
「暮らしとか安心、子育て、それから地域のコミュニティ、ボランティアといった数字ではこれまで余りはかられていなかったようなところを数値化し、見える化してやります。それがいわゆる市民の幸せという指標にしまして、政策指標として運用していく。行政を運営するうえで、その幸せ指標の向上が、すなわち地方自治法にも明記されている住民の福祉の向上というところにつながっていくのではないかと考えております」

(浦上雅彦候補)
「この街を動かしているのはわれわれ岡山市民であるという感覚を岡山市民の皆さんに取り戻していただきたい。行政もちゃんということを聞いてくれて、市民のことを思ってくれているんだという感覚がお互いにあって、市民のことも市民同士で誇りに思うようなのが完璧かな。そういう状態ができたら、誰が市長でもうまくいきます。だから、そういう感覚をみんなに取り戻してもらう役目を果たしたい」

岡山市長選挙は10月5日に投票が行われ、即日開票されます。