青森県の外ヶ浜町とむつ市を結ぶ「むつ湾フェリー」が、2026年4月に就航する新しい船の名前を「かけはし」とすることを発表しました。

むつ湾フェリーの美濃谷邦康 社長は25日、宮下知事を訪ね、公募していた新しい船の選考結果を報告しました。

むつ湾フェリー 美濃谷邦康 社長
「新しい船は『かけはし』という名前になります」

外ヶ浜町蟹田と、むつ市脇野沢を結ぶ「むつ湾フェリー」は、現在運航している「かもしか」が老朽化などにより11月5日までの今シーズンで引退することになっています。

2026年4月に就航する「かけはし」は、総トン数約400トンで旅客定員は240人です。

むつ湾フェリーの名物がイルカウォッチングであることから、内装にもイルカがあしらわれています。

むつ湾フェリー 美濃谷邦康 社長
「新しい船は20億を超える投資になりますが、県及び関係市町村の支援を受けての投資となってございます。いままでは乗せるだけでしたけれども、楽しめるコンテンツを開発して、船の中が楽しめるように、そういった船を目指していきたい」

宮下知事は、名前の通り地元客や観光客の「かけはし」となることを期待しますと、デビューを歓迎していました。