将来の地域の担い手となる人たちの育成を目的とした研修会が、青森県黒石市の小学校で開かれ、子どもたちが消防署員から救助活動を学びました。
黒石小学校で開かれた研修会は、弘前地区消防事務組合が消防クラブに所属する小学生を対象にして毎年行っています。
消防署の署員が講師を務め、子どもたちは無線やライトを使い、救助活動を体験しました。
また、校舎の風除室に煙を充満させて火災現場を再現し、子どもたちは署員の誘導で避難していました。
子供たちは
「いろいろ、できないことを教えてもらって楽しかった」
「体験して、火事はすごく怖くて、煙を吸うと死ぬリスクが多いということを知った」
弘前地区消防事務組合は、今後も研修会を開いて将来の地域の担い手を育成すると共に、子どもたちには、こうした体験を通して防災意識を高めてほしいとしています。