フリーアナウンサーの高橋真麻さんが、「慢性特発性蕁麻疹(CSU)セミナー」に登場し、自身の経験を語りました。

10月1日は「世界蕁麻疹の日」。蕁麻疹のうち、原因が特定できず(=特発性)、現われては消える状態が6週間以上続くものを「慢性特発性蕁麻疹/まんせいとくはつせいじんましん(CSU)」と言います。

高橋さん自身も「お寿司を食べた時」「疲れている時」に蕁麻疹が出るそう。トークショーでは、大阪医科薬科大学の福永淳先生に「蕁麻疹は遺伝なのか?」「病院に行くタイミング」について自身の経験を語りながら質問しました。高橋さんは “子どもが生まれるまでは蕁麻疹が出ても病院に行かなかったけど、子どもが生まれてからは医師に診てもらうようになった” と語り、先生から「症状を写真に撮って見せてくれる人が増えた」と話が出ると、高橋さんも “子どもが生まれるまでは「症状が出た時に写真を撮る」っていう発想がなかったけど、きちんと撮って医師に見せた方がいいっていうのをメディアで知って、自分でもするようになった” と明かしました。

イベント後の質疑応答で、高橋さんは “小さい頃は蕁麻疹というよりはアセモだったり、湿疹という認識で、大人になって「蕁麻疹」っていう病気があるんだっていう意識を持ちました” と振り返りました。

子どもも蕁麻疹が出やすいようで、 “小さい頃は蕁麻疹と湿疹の差が分からなかったり、日光か食べ物のせいなのか分からないので、子どもに対してはなるべく早いうちから気にかけたいなと思っています。病院に行くとお薬が何種類も出された時に「どれでもいいから塗っちゃえ」みたいな気持ちになるんですけど、沢山の種類があるからこそ、きちんと受診して、その時に合ったお薬を塗るようにと思っています” と、母としての顔を見せました。

また、高橋さんは “痒みがひどいのが一番つらい” “周りの人に言っても蕁麻疹は伝わらないので、私の場合はマネージャーさんやヘアメイクさんとかなんでも話せる人に「痒い」っていうだけで気が楽になります” と笑顔で明かしました。

蕁麻疹で悩む人に向けてのメッセージとして、高橋さんは “今日お話を伺って「蕁麻疹と湿疹の違い」「自己判断しないこと」「お薬が細分化されていて効くものがそれぞれにちゃんと割り当てられていること」「きちんと受診することの大切さ」を知りました” “花粉症と一緒で辛い時はつらいけど、痛みや痒みを忘れた瞬間に「大丈夫かも?」みたいな気持ちになりがち。きちんと医療機関を受診するべきだなと思いました” と呼びかけました。
【担当:芸能情報ステーション】