■MLB ダイヤモンドバックス4-5ドジャース(日本時間25日、チェイス・フィールド)
ドジャースの佐々木朗希(23)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に日米通じて初となる中継ぎで登板、1回を被安打0、奪三振2、四死球0、失点0。最速は100マイル(161キロ)。ストレートのコントロールも完璧で2者連続三振と初のリリーフマウンドをしっかりと抑えた。チームも延長11回で粘り勝ち、地区優勝マジックを“1”と王手をかけた。
試合後、取材に応じた佐々木は「結構急に、思ったよりも急だったので、緊張してる余裕もなかったですし、早めには準備したので、そのまま肩を作ってすぐいったので。切り替え自体はすごくうまくいった」と日米通じて初のリリーフを振り返った。
リリーフのについては「マイナーで2回と、今日実際にメジャーに投げてみて、いい結果が出てるので、そこら辺はすごくポジティブに捉えていきたいですし、あとは残りの試合で登板を重ねて、いい準備ができたらなと思っています」
連投や中1日での登板については「コンディション的にはいけると思うので。ただ、いろいろ体の違いだったり、もちろんその間隔を空けてる時と詰まってる時でパフォーマンスも変わってくると思うので、そこら辺の変化が出た時にどう対応できるかってところが大事なのかな」と話した。
最速も100マイル(161キロ)と球速も出ていたが「肩の状態が万全になったのと、フォームをしっかり修正して、自分の今の体で球速が出せる体の使い方というか、ホームを見つけることができた」と口にし、「スライダーの投げ方というか、そこら辺で使い方をうまく使えなくて。それで健康面にも影響してましたし、それが球速にも影響した」とコメント。この日の登板は1イニング13球、ストレートとスプリットの2球種のみだった。
「しっかりゾーンで攻めていきたいですし、今日はスプリットがちょっと良くなかったので、そこもポストシーズンは大事になってくると思うので、そういうところを修正しながら、ストレートは今日みたいにどんどん勝負できたらな」とレギュラーシーズン残り4試合で調整し、ポストシーズンでの活躍を見据えていた。