来月閉幕の大阪・関西万博。今、駆け込みの来場者が殺到し、会場には当日券を買い求める長蛇の列ができています。その貴重なチケットをめぐり、「不正譲渡」などが相次いでいるとみられることがわかりました。
万博閉幕まで3週間 予約枠は「満員」で当日券に長蛇の列

万博の閉幕は10月13日。残り3週間を切る中、チケットがあっても入れないという事態が起きています。
午前9時ごろ、オープンすると大急ぎで走って向かう人たちも…
来場者
「万博最高!今回は2か月前抽選からチャレンジしていたので、9時枠をゲットできました」
「(何回目ですか?)54回目。いるだけで楽しいです。ここだけの世界があるので」
駆け込みの入場者も増え、会場は大混雑。今回の万博では、チケットの購入後、日にちと時間を決める入場予約をする必要がありますが、閉幕日まで予約枠はほぼ満員です。
そこで注目されているのが「当日券」です。

記者
「こちら、当日チケット販売所の前に来ています。発売までまだ1時間半ありますが、こんなに人が並んでいます」
「当日券」を買えば予約なしで入れるとあって、買い求める人が続出。連日、朝から長い行列ができているのです。中には、会期中いつでも入場可能な「通期パス」を持っている人までも。
通期パスを保有する人
「サイトにアクセスするのに何時間も待たないといけないので、(予約が)取れないので来ました。(もったいなくないですか?)もったいなくないです!」

この日、当日券は予定より40分前倒しして販売を開始。券は1時間ほどで完売しました。

当日券を購入
「取れました。3時間並んだ甲斐がありました」
当日券を購入できず
「当日券を買えるかなと思っていたが買えなかった」
「(この後どうしましょう?)大阪観光するか、(子どもが)鉄道好きなので京都鉄道博物館に行くか」