北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみさんの母・早紀江さんと同級生の池田正樹さんが、24日に新潟市議会で講演を行い、拉致問題解決への思いを訴えました。
電話で講演した早紀江さんは自民党の総裁選に触れ、「日本の国家のために命をささげると思える人がリーダーに」と訴えました。

横田早紀江さんからの電話をマイクに向ける池田正樹さん

【横田早紀江さん】
「もう40年以上すぎてまた何もの解決もなく、子どもたちの前後の姿も様子も何も分からない。このような状況で、国家が本当にこのままでいいんでしょうか?」
「私たちは本当にこれがどうしたら前進していくのかと毎日毎日悩んでおります」

双子の弟たちに顔を寄せる横田めぐみさん(左)

また、拉致問題に進展が見られない中で現在行われている自民党の総裁選について早紀江さんは…

「日本の国家のために私の命をささげる、と思うような方がリーダーになっていただきたいと願っています」

と話していました。