高校生に農村整備の現場に触れもらい、将来の人材確保につなげようときょう、職場体験会が開かれました。生徒は実際の現場を体験し、仕事のイメージをつかむことに繋がったようです。

この体験会は将来の農村整備の担い手を確保しようと県が毎年開いているものです。

県村山総合支庁 北村山農村整備課 佐藤亮 課長補佐「いま建設業界もそうですし、私たち農業土木に関わる行政もですが、やっぱり人材がなかなか確保できないということが前からある」
きょうは、村山市の村山産業高校の3年生8人が、ほ場の拡大や用水路の整備を行っている現場を訪れました。



生徒に仕事内容を教えるのは実際に工事を行っている業者です。高校生は機械の使い方や建物の土台の密度を調べる作業を行い、実際の現場を体験しました。
生徒は「密度の計算の仕方がまだ習ったことがなくて、きょうここでやり方や計り方を知ることができて良かった」
生徒は「結構、楽しかった。大型機械とか草刈り機とか危ない機械もあるので、そこの操縦を気を付けて行うことが大切だと思いました」
教室を飛び出し、実際の現場で作業を行い、体験会を通し生徒は仕事のイメージを膨らませているようでした。
