残暑も落ち着き、秋が少しずつ近づいています。秋といえば紅葉も楽しみの一つですが、今年の紅葉はどうなる見込みなのでしょうか?
気象予報士「記録的な暑さで紅葉が遅れている」

山形純菜キャスター:
9月18日に日本気象協会 tenki.jpで発表された「紅葉見頃予想」によると、全国で一番早く紅葉が見られるのは「北海道・大雪山の層雲峡」だということです。見ごろは10月12日になる予想で、これは例年通りということです。

9月19日に撮影された5合目(標高1300m)の写真では、少しずつ色づき始めているのが分かります。
関東の紅葉の見ごろは、日光・鬼怒川が10月23日。高尾山はもっと遅く11月21日という予想になっています。

全国的に紅葉はどうなるのか気象予報士・片山由紀子さんに聞くと「(9月に入っても)記録的な暑さのため、広い範囲で紅葉が遅れている」ということです。また、「このまま暑さが長引き、年末近くに急に寒くなると、色づく間もなく葉を落としてしまうこともある」と話しています。
気温が一気にガクッと下がってしまうと、色づく暇もなく、葉が落ち、枯れてしまうということです。