認知症について正しい知識を身につけ理解を深め、共に生きる社会について考えるシンポジウムが山形市で開かれました。

このシンポジウムは認知症の人を含むすべての人が共生できる社会を目指すことを目的に県が初めて開いたものです。



きょうは、認知症介護研究・研修東京センター長の粟田主一さんが講演を行い、「85歳以上になると軽度認知症や認知症の人の割合は6割以上となる。認知症は誰でもなる可能性がある」と認知症の現状について伝えました。



そして、大切なことは認知症になった人の意思決定を大切にして治療することだと訴えました。

会場には大勢の参加者が訪れ、質疑応答の時間には「初期の認知症のサイン」についての質問が出されました。



認知症介護研究・研修東京センター長 粟田主一さん「予定を忘れる、約束を忘れるというのがスタートこれが頻繁になってきたときは要注意」