【脳の容量60%の人は…】人間の集中力は15分「短時間休憩」のススメ

脳の容量60%、そこそこ疲れている人には「短時間休憩」がおすすめ。
菅原院長によると、人間の集中力は継続して15分。
休憩をはさまない場合45分あたりで限界を迎え、休憩を挟まないとリセットされないといわれています。
15分に1回は首を回す、深呼吸するなどのショートブレイクをして、1時間に1回は5〜10分の短時間休憩を取り入れましょう。
菅原院長:
疲れやすい方は、頑張ってしまって全速力で走り抜けてしまうんですけど、やはり途中途中で軽いストレッチでもいいので、少し肩を回したり首を回したりするのがいいです。
実は休憩にはもう一つメリットがあって、「中途半端で終わると次が気になるのでモチベーションが維持しやすい」ということもありますから、あえて区切りが悪いところでやめるのもコツです。
【脳の容量が80%の人は…】脳疲労は「涙」でリフレッシュ

少し疲れているという人は、休日に「涙」でリフレッシュするのはいかがでしょうか?
東邦大学医学部生理学教室有田秀穂教授(現・名誉教授)の研究によると、涙には3種類あります。
▼ドライアイなどで流れる基礎分泌涙
▼目にゴミが入ったり、玉ねぎを切ったりしたときに流れる反応性の涙
▼心を揺り動かされたときなどに流れる情動性の涙「感動の涙」
「感動の涙」には、副交感神経を優位にする動きに加え、不安などの負の感情を吐き出すカタルシス効果を得ることもできます。
菅原院長によるとストレス緩和効果は一定期間続くと考えられるので、週末などのリフレッシュできるタイミングで、感動できる小説や泣ける映画を見るのがおすすめです。
菅原院長:
あえて涙はこらえるものではなく、泣くというのもメンタル的には疲れを取ってくれます。
(ひるおび 2025年9月17日放送より)
==========
<プロフィール>
菅原道仁氏
菅原脳神経外科クリニック院長
脳神経外科専門医 著書『休息する技術(アスコム)』