【脳の容量20%の人は…】大谷選手に学ぶ思考術 「リフレーミング」

脳の容量20%。疲れを非常に感じている方は、完全に無気力になる前に、「リフレーミング=視点を変えること」が大事です。
感情をつかさどる扁桃体が活性化され、心理的な負担が大きく軽減します。
例えばグラスに水が半分入っている場合、
「もう半分しか残っていない」ではなく「まだ半分もある」と考え方を転換することで、心理的な負担が減ります。
例)
「白髪が増えた」⇒「自然体で落ち着いた大人の魅力」
「買い物で無駄遣い」⇒「経済を回している」
例えば実際にこんなことがありました。
2023年のWBC準決勝のメキシコ戦で、スリーランホームランを打たれ、劣勢の場面。
大谷翔平選手は、「こんな簡単に世界一になったら面白くないよね。こういうのがあるから世界一は価値がある。さあ行こうぜ」と仲間を盛り上げたそうです。
その後、村上選手の2点二塁打で逆転サヨナラ勝ちをし、日本は決勝へ進出しました。
菅原脳神経外科クリニック 菅原道仁院長:
事実は変えられなくても、意味づけは我々の心の持ちようで変えられる。
プラスに考えられるような自分に役立つ考え方にできれば、同じ出来事でも、心や脳への負担が減ってきます。
≪リフレーミングの練習≫
「夫の小言がうるさい」をポジティブに変えると?
恵俊彰の回答⇒「いろんなことに気がつくのね」
杉浦太陽の回答⇒「私のこと大好きやん」
菅原院長の答えは・・・
「長年一緒にいるからこそ出る関心のかたち」
菅原院長:
小言の内容に関してはアドバイスとして受け止めながら、自分にかかる負担をリフレーミングで減らす。責任を感じることではなく、次から頑張ろうかなって変えていけばいい。
「何だよ」って思うとどんどん自分の心の容量が減ってきてしまうから、変えた方がメリットが大きいです。