山形県庄内町の風車村で、東北芸術工科大学の学生が製作したツリーハウスのお披露目会が開かれ、新たなシンボルが誕生しました。
そのツリーハウスがこちらです。地上からおよそ3メートルの位置に建てられたツリーハウスです。


20日、風車村でこのツリーハウスのお披露目会が開かれ、富樫透町長ら関係者がテープカットを行ないました。

このツリーハウスプロジェクトは、東北芸術工科大学の学生が自然と人との新しい関わりを創出することを目的に行われ、風車村が開村30周年を迎えることもあり、製作が行われてきました。
東北芸術工科大学 デザイン工学部 建築・環境デザイン学科3年 藤原義大さん「構造問題で設計し直しになったり、製作段階では水平を計ったりとか木に貫通させて穴をあけたりという作業が大変でした」

ツリーハウスは、山形市の大工や関係団体の協力も得て無事に完成。利用する子どもたちにとって暖かい場所になるようにという願いと風車村にかけて「ふうか」と名付けられました。

東北芸術工科大学 デザイン工学部 建築・環境デザイン学科3年 藤原義大さん「完成するかすら危うい感じではあったので、本当に良かった。ギザギザの断面の所がきれいに見えるようにしたところが一番こだわった。遊具的なところはあるが、初の建築なのでとても嬉しく思う」
このツリーハウスは、新たな風車村のシンボルとして、これから子どもたちの成長を見守っていくという事です。