札幌管区気象台が午前3時17分に発表。
釧路地方、十勝地方では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
気象庁がきのうの段階で出していた予報は以下の通りです。
日本海側南部と太平洋側西部では、20日夜のはじめ頃から21日明け方にかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。日本海側南部と太平洋側では、20日夜遅くから21日朝にかけて、日本海側北部では21日朝から夕方にかけて、暴風に警戒してください。胆振・日高地方、石狩・空知・後志地方では20日夜遅くから21日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
[気象概況]
20日夜から21日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。また、気圧の傾きが大きくなるため、非常に強い風が吹く見込みです。北海道地方は大荒れの天気となるでしょう。