今月1日からはじまった鳥獣保護管理法の改正運用のひとつであり、クマ対策として注目されている「緊急銃猟」。市街地や農地など人の生活圏で猟銃の使用が市町村の判断で可能になりました。

きょうは、鶴岡市が午後0時20分に市長の判断で許可を出し、そのことを現場に伝えている間にクマが動き出し、その結果現場の警察官の判断で発砲を許可、猟友会が発砲していたことがわかりました。

結果的に緊急銃猟の許可による発砲ではありませんでしたが、県は「実施には至らなかったが、緊急銃猟の許可が市町村から出た事例は他県でも聞いたことがない。山形県でははじめて」とし、緊急銃猟の許可を市町村が出したのは山形県内では初、全国でも初の事例となった可能性があります。