万博閉幕後も「大屋根リング」を保存し、大阪市が周辺を公園や緑地として整備していく方針を決めたことに関連して、関西経済連合会の松本会長は費用負担に慎重な姿勢を見せました。

 大阪・関西万博の「大屋根リング」をめぐっては、閉幕後も北東約200mを保存した上で、その周辺を大阪市が公園や緑地として整備していく方針となっています。

 リングの保存にかかる費用負担ついては、国からの補助金や企業からの寄付などが想定されていますが、関西経済連合会の松本会長は慎重な姿勢を示しました。

 (関西経済連合会 松本正義会長)「関経連が旗を振って、『はい何百億』という話にはならない。みんな疲れているから」

 そのうえで希望する企業が個別に対応する考えを示しました。