若者を中心に増える、残業をしたくないという「残業キャンセル界隈」。
このままだと、上司世代が「育成指導キャンセル界隈に…」という声も。街の声を取材しました。
定時で帰る“残業キャンセル界隈” 街の人に聞いた残業時間は?

疲れて風呂に入るのが面倒くさい「風呂キャンセル界隈」や、人付き合いが面倒な「飲み会キャンセル界隈」などが広がる中、今言われているのが…
20代(メーカー)
「“残業キャンセル”みたいな?」
30代(広告系 経営者)
「(周りの経営者から)若い世代の残業しない固い意志に苦労しているって話はよく聞きますね」

やるべき仕事があっても、定時になると帰る「残業キャンセル界隈」が話題に。
実際、皆さんの残業時間はどのくらいですか。
20代(コンサルタント業)
「(月に)20~30(時間)ぐらいです。正直短いと思ってます。残業するのは個人の自由。自分自身は仕事が好きでやっているので」
50代・営業の男性は「残業ほぼゼロ」とのこと。

50代(営業)
「前職ということであれば(残業)月50~60時間してました。そういう労働環境を改善したいというので転職した。サービス残業は違法行為」
30代(メーカー)
「残業すること自体は抵抗ない。そこに正当な報酬が支払われるかどうかというのが大きなキーポイント」
20代・看護師の女性は「残業代が出る」そうですが…

20代(看護師)
「私、残業したくない人です。“残業キャンセル界隈”。残業代出ますけど、プライベートの時間を削ってまで仕事をしなくちゃいけないというのが、ちょっと感覚が分からない」