県内で若年層を中心に広がっている指定薬物「エトミデート」を含む液体を所持した疑いで16日、19歳の男が逮捕されました。

医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、浦添市に住む19歳の建築作業員の男です。

警察によりますと、今年7月、与那原町与那原の路上で「口論になって騒いでいる人がいる」と通行人から110番通報がありました。

警察が駆けつけたところ男が大声で独り言を叫んでいて、電子タバコのような形状の薬物らしき液体を吸引していたということです。警察がこの液体を押収し鑑定した結果、健康被害や異常行動を引き起こす指定薬物「エトミデート」と判明し、16日、男を逮捕しました。

警察は捜査に支障があるとして男の認否について明らかにしておらず、薬物の入手経路などを調べています。

エトミデートは「ゾンビタバコ」「笑気麻酔」などと呼ばれ、今年に入って県内では10代の逮捕者が相次いでいます。