北海道南部の木古内町で17日未明、クマ1頭が目撃されました。近くには、新幹線の駅や中学校があり、警察や役場が警戒を呼びかけています。

17日午前2時半ごろ、木古内町本町で、パトカーで町内をパトロールしていた警察官が道路上を歩く体長1メートルほどのクマを見つけました。

クマはその後、踏切や線路上に逃げ込んで、南西の方向に去ったということです。

クマが目撃された現場は、木古内町の中心部で、近くには北海道新幹線・木古内駅や中学校、病院があります。

警察によりますと、クマを見つけた場所から最寄りの住宅まで約5メートルだったということです。

これまでに被害は確認されていませんが、警察と役場は周辺を警戒するとともに、住民に注意を呼びかけています。