牛乳や牛肉の魅力を発信するイベントが山形市で開かれました。
物価上昇の波の中、魅力を広めることで牛乳や牛肉の消費につなげ、畜産業の支援を目指します。
このイベントは、牛について知ってもらい、その魅力に気付いてもらおうと県牛乳普及協会や山形肉牛協会などが開いたもので、去年に続き2回目です。
JA全農山形 畜産酪農課・草刈洋明 課長「乳価自体は4円、飲料向けが値上げになっている。エネルギー関係や資材関係、生産する上でのコストが上昇しているのが一番大きな要因です」
JA全農山形によりますと、物価高騰の影響は牛乳にも及んでいます。生産コストの上昇などが畜産業者を圧迫するなか、牛乳の価格上昇により、消費者の買い控えも懸念されているということです。
会場では、県のブランド牛、「山形牛」の振る舞いや、牛の模型を使った搾乳体験などが行われ、訪れた人が牛の魅力を再確認していました。
訪れた人は「硬かったけど、たくさん出て来た」
訪れた人は「(子どもの頃)牛の乳しぼりをやらせていただいてその時の思い出を思い出しながらやらせていただきました」
JA全農山形では今後も牛の魅力を発信し、牛乳や牛肉の消費につなげることで、生産者の支援にもつなげていきたいとしています。