14日夜、北海道三笠市で、走行中の乗用車が道路に飛び出してきたクマと衝突しました。
事故があったのは、三笠市西桂沢付近の道道です。
14日午後8時すぎ、走行中の乗用車が道路に突然飛び出して来たクマ1頭と衝突しました。
乗用車には運転していた50代の女性のほか、3人が乗っていましたが、けが人はいません。
また乗用車は衝突のはずみでボンネットやバンパーが破損し、車体にはクマの毛が付着していました。
警察によりますと、衝突したクマは体長約2メートルの成獣とみられ、車の進行方向の左側から突然飛び出したということです。
運転していた女性は「クマが車の下にもぐりこんだような気がした」と警察に説明したということですが、警察が現場に駆け付けた時にはクマの姿はありませんでした。
今のところ、現場付近ではこの事故の他に、目撃情報や人畜被害は報告されていません。