多様化する墓地のニーズに対応しようと、大阪府大東市に古代の豪族などが埋葬された古墳をモチーフにした墓が完成しました。

 大阪平野を見渡せる生駒山の中腹に完成したのは、前方後円墳の形をした古墳型の樹木葬墓地です。

 新しい墓の形を提案する東京の会社がつくった墓地で、3世紀のヤマト王権時代の前方後円墳をモチーフにしています。長さは20mあり、フォルムの比率や埴輪を並べるなど忠実に再現。内部には石室を設け、古墳の前方部は共同墓、後円部は個別の墓となっていて、計約1万7000人分が収容できるということです。

 価格は合同永眠埋葬型で1人30万円からだということで、購入・検討している人がすでに6000人を超えているということです。