終わりゆく療養所
(米澤秀敏記者)
「取材させていただくのは主に長島愛生園ですが、全国には、国立のハンセン病療養所が13あります。
松丘保養園(青森)東北新生園(宮城)栗生楽泉園(群馬)多磨全生園(東京)駿河療養所(静岡)長島愛生園(岡山)邑久光明園(岡山)大島青松園(香川)菊池恵楓園(熊本)星塚敬愛園(鹿児島)奄美和光園(鹿児島)沖縄愛楽園(沖縄)宮古南静園(沖縄)
(静岡県には私立の神山復生病院もあります)」
「最も多い時には全国の13園に約1万2000人がいました。1950年代のことです。
2022年、入所者が全国で1000人を切ったことは、非常に大きなニュースになりました。
そして、2025年5月1日現在、全国で639人です。平均年齢はもう90歳に迫ろうとしています。
ご本人たちの証言を聞くことができなくなってきたということが、わかる数字ではないかと思います。
岡山と香川、RSKのエリアには、長島愛生園、邑久光明園、大島青松園、3つの療養所がありますが、2025年6月末現在です。大島は29人しかいらっしゃらない。長島も68人。邑久光明園は46人ということで、加速度的に入所者の数が少なくなっています」














