12日午後7時すぎ、成田空港発・セブ行きのユナイテッド航空の飛行機が、機材不具合で関西空港の滑走路に緊急着陸しました。

 上空を飛行中に、機内の貨物室で出火を示す警告表示が出たということです。

 関西エアポートによりますと、成田空港を12日午後5時20分ごろに出発し、フィリピン・セブ島のマクタン・セブ空港に向かっていたユナイテッド航空32便が、関西空港のA滑走路に午後7時10分ごろ、緊急着陸しました。

 その後、飛行機は誘導路上に移動し、シューターと呼ばれる緊急脱出スライドで、乗客・乗員計142人全員が脱出したということです。

 国交省大阪航空局によりますと、上空を飛行中に機内の貨物室で、出火を示す警告表示が出されたということです。

 消防によりますと日本人と外国人1人ずつ、計2人が軽傷です。