山形県鶴岡市に本店を置く荘内銀行と外国人旅行者を対象とした観光業を手掛けるウェンディー・ジャパンがきのう協定を結びました。インバウンドの誘客推進に力を発揮しそうです。

協定を結んだのは、荘内銀行とインバウンド向けの観光業を手掛けるウェンディー・ジャパンです。

観光市場はインバウンドの高まりなどから拡大傾向にあります。

こうした中で、金融機関として地元に接し地域の情報をよく知る荘内銀行と外国人旅行者を対象とした観光業を手掛けるウェンディー・ジャパンが連携することで県内へのインバウンドの誘客や観光情報の戦略的な発信などが期待できるということです。

荘内銀行 佐藤敬 代表取締役頭取「外国人旅行者のストレスを軽減する、安心してきてもらえるような環境を整備することが非常に大事。リピーターや旅行者の数を増やしながら地域とも連携していきたい」

協定の締結式の後には、県内の観光事業者との交流会も行われ、観光振興に向けて機運を高めていました。

観光事業者「山形の魅力をまず知ってもらえるような販売経路がないと知ってもらえない。山形の観光にとっても大きなきっかけになると思う」

協定では山形県を核とした東北の観光振興が目的とされていて、インバウンドの拡大による地域の振興に期待がかかります。