東京と大阪の大学生が諸塚の魅力を売り込む強い味方になってくれそうです。
明治大学と大阪公立大学の学生らが宮崎県諸塚村の特産品を生かした商品開発などのため、12日から現地調査を行っています。

(学生が景色を撮りながら)「すご~い!ネイチャー!」

諸塚村で現地調査を行っているのは、明治大学と大阪公立大学の学生や教授らあわせて17人です。

諸塚村は、村の特産品や地域の食材を活用した商品開発を行おうと、昨年度から明治大学農学部の本所ゼミに業務委託をしていて、去年は大学のキャンパスで村の特産品の販売を実施しました。

今年度からは、新たに大阪公立大学大学経済学部の松本ゼミも加わって現地調査をしていて、一行は、12日、標高850メートルでミニトマトを栽培している生産者や加工所を訪れるなどしました。

(学生)
「村でしかできない生産物だと思った」
「生産者のそれぞれの気持ちみたいなのが直に伝わってきたので、そこが大きかった」

また、昼食では地元産の食材を使った料理を味わい、村が持つ食の魅力を実感しました。

(学生)
「お肉がしっかりしていて、お汁にも合っていておいしい」

学生たちが見て、聞いて、食べる現地調査は今月15日まで。
調査を終えたあと、学生たちは東京や大阪の飲食店に諸塚の食材を売り込んだりマルシェを開いたりして、来年、諸塚村で成果報告を行うことにしています。