海の豊かさについて学んでもらおうと、宮崎県延岡市と五ヶ瀬町の小学生が地引き網に挑戦し、交流を深めました。

12日の交流学習には、延岡市の北浦小学校と五ヶ瀬町の坂本小学校、それに、上組小学校の5年生と6年生合わせておよそ40人が参加。

児童たちは、須美江海水浴場に仕掛けられた長さ130メートルの地引き網を力いっぱい引き上げました。

網には、チヌやカンパチ、それに、ニベなど、およそ30キロの魚がかかっていました。

そして、地元の漁師が魚の鮮度を保つための神経締めや血抜きを実演。

(地元の漁師)
「(魚の)脳みそから体を動かす信号を送っている神経にこの針金を通すことで魚がどんどん動かなくなる」

(坂本小6年生)
「魚の心臓とか血を洗うのを初めてやったり知ることができました」
(上組小5年生)
「網を強く引っ張ってどんどん前にいかなければ行けなかったのが難しかったです」
(北浦小6年生)
「みんなで楽しく出来たのが良かったと思います」

このあと、児童たちは、地引き網でとれた魚のフライを味わい、海の豊かさを感じていました。