石破茂総理の後任を決める自民党総裁選に向けて、大分県連は県内でおよそ1万5000人が対象となる党員投票の準備を開始しました。
9月22日告示・10月4日に投開票が決まった自民党総裁選に向けて、県連は11日、大分市舞鶴町の事務局に選挙看板を設置し、本格的な準備を開始しました。
県連の選挙管理員会は特定の候補を応援しないことを申し合わせ、今後のスケジュールを確認しました。事務局では告示日の9月22日に選挙権のある県内およそ1万5000人の党員・党友に投票用紙の往復はがきを発送します。
投開票日前日の10月3日までの到着分を有効とし、4日の午前中に集計結果を党本部に報告します。
(県総裁選挙管理委員会・志村学委員長)「党員・党友による投票になったということは本当に良かったと思っている。約1万5000人の審判をいただいて選ばれた人はしっかりやってもらいたい」
全国の党員・党友票は国会議員票と同数の295票で、集計結果は比例で分配されてあわせて590票をめぐる争いとなります。一方、自民党県連は8月の参院選での敗北を受けて辞表を提出していた阿部英仁会長について、慰留する方針を11日の常任総務会で決定しました。阿部会長は今の県議会開会中に結論を出すとしています。