非自民会派は慎重姿勢 共産党は対立候補擁立へ

出馬表明のなかで「県民党」との言葉を強調した馳知事。非自民系の会派は、慎重に見定めたいとの考えをにじませます。

非自民の第2会派「未来石川」会長・吉田修県議「『県民党でがんばりたい』と言っていた。選挙のための県民党なのか県政運営の中で県民党としてやっていくのか。そういったことも質問したい。聞きながら我々として結論出したい」

「未来石川」会長・吉田修石川県議

前回の選挙で独自候補を立てた共産党は、今回も候補を擁立する構えです。

共産党・佐藤正幸県議「被災者に寄り添った復旧・復興と、原発についても廃炉の決断をということが求められていると思う。「県民の会」という組織を作っているのでそこから候補者を擁立して戦うという基本的なスタンスで臨んでいきたい」

共産党・佐藤正幸石川県議

馳知事は、12日には共産党を除くほかの会派や政党、連合石川にも推薦を要請する予定です。