宇宙のおかげで日々の暮らしも支えられている

宇宙が私たちの生活を脅かす可能性がある一方で、私たちの暮らしを支えてくれる存在でもあります。例えば、私たちが毎日見ている天気予報は、宇宙に打ち上げられた気象衛星「ひまわり」からの情報が活用されています。「ひまわり」は地球全体を10分ごと、日本付近を2分半ごとに観測し、様々なデータを地上に送り続けています。このデータを元に衛星画像や天気図、台風の進路予想などが発表されているのです。

気象衛星「ひまわり」が捉えた「火山灰」「霧」「黄砂」「台風」の様子(気象庁HPより)

気象予報士 森 朗氏:
宇宙から見た情報がなければ、今の天気予報は作れません。9月12日は「宇宙の日」です。これから星空がきれいに見える季節になります。時には夜空を見上げて宇宙と私たちの生活のつながりに思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。