秋雨前線の影響で熊本にけさ、線状降水帯が発生し、猛烈な雨となりました。秋雨前線が活発化しながら南下する影響で、きょうは西日本から北日本にかけて広く大雨に警戒が必要です。

熊本県では、午前6時前に天草・芦北地方で線状降水帯が発生しました。

県が苓北町に設置している雨量計で、午前6時までの1時間に122ミリの猛烈な雨を観測しました。

県内では、土砂崩れや倒木の影響で一時通行止めとなった場所もありましたが、県によりますと、これまでのところ、けがをした人や住宅への被害は確認されていないということです。

気象台は引き続き、土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒を呼びかけています。