8月10日の記録的な大雨から1か月です。熊本市では市街地の広い範囲で冠水・浸水しました。被害はどこまで広がっていたのでしょうか、そして、その原因とは何だったのでしょうか。

8月10日、午後11時ごろ、西区上熊本にある自動車販売店に設置された防犯カメラの映像です。雨は降っていますが、車はいつも通りに走っています。

それから約1時間後。道路は一面すべてが冠水し、膝から腰ほどまでの深さになりました。

熊本市では8月10日の午後10時ごろから雨のピークを迎え、そこからの3時間で観測史上最多となる223ミリの雨を観測しました。
この時間帯、熊本市消防局には救助を求める通報が殺到していたのです。