免許停止中に消防車などを運転した罪に問われていた静岡市消防局に勤務する男に対し静岡地方裁判所9月9日、懲役8か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

判決を言い渡されたのは、静岡市消防局に所属する男(26)です。

判決によりますと、男は免許停止中だったにもかかわらず、2025年5月27日と6月4日の2回、静岡市葵区内で消防車を緊急走行させたほか、通勤の際にも自家用車を運転していました。

9日の判決公判で静岡地裁の野々山優子裁判官は、無免許運転は消防局に対する市民の信用を失わせる行為で悪質であると指摘した一方で、反省の態度を示しているなどとして、男に懲役8か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。